ハウジングスタイル通信 2023年09月号

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logo_only.jpgペットと一緒に避難するために

9月1日は「防災の日」。近年は、各地で豪雨による浸水や土砂災害が発生し、大きな被害が及ぶことが増えています。命を守るためには、自治体から発表される情報を確認し、早めに「避難場所」「避難所」へ避難することが大切です。
 最近はペットを飼っている世帯が増え、災害時にペットを連れて避難する人が増えています。環境省では、ペットを飼っている人が災害時に自宅から避難する必要があるときに、飼い主の自己責任でペットを連れて避難する「同行避難」を推奨しています。ただ、避難場所・避難所がペットとの避難を受け入れているかどうかは、各自治体や地域(自治会)によって違いますので、お住まいの地域の情報を事前に調べておきましょう。また、自治会などで行う防災訓練などに参加して、情報交換しておくこともお勧めです。
 避難するときには、ケージやキャリーバッグを忘れずに。避難先には多くの人が集まりますので、周りの人に配慮することが大切です。日頃から、ケージやキャリーバッグに入ることに慣れさせておきましょう。
避難所ではまず人への支援が行われるため、ペット用の支援物資などは日数が経ってからになることが大半です。そのため、5日間程度の食糧や水、トイレ用品などは飼い主自身で準備しておきます。災害時にはペットも人と同じようにストレスを感じていますので、体調に気を配りながら不安を取り除くように心がけるとともに、排泄の処理も含めて衛生面にも注意が必要です。
また、避難所にペットの飼養場所の設置がない場合、ペットのみ車中避難になることもあります。ペットも、人間同様にエコノミー症候群や熱中症になる危険性がありますので、定期的に外に出して運動させて、水分補給をしっかり行いましょう。

logo_only.jpgスマホでラクラク検索

202309_01.jpg散歩の途中に見つけたお花の名前が知りたい、店で出てきたコレ、どうしても名前が思い出せない――。そんなとき、「Googleレンズ」を使えば、簡単に検索できます!
 「Googleレンズ」は、AI(人工知能)を使った画像検索サービス。スマートフォンのカメラで被写体を写して「レンズ」(写真中の矢印)を押す、あるいはスマホ画面に画像を出して、「レンズ」を押すと、画像から物や人、動植物を検索してくれます。建物などの画像なら、建物名だけでなく場所の情報も表示できますので、マップ機能を使って道案内もしてくれます。また、文字や文章を翻訳することもできるので、海外旅行などでメニューが読めないときに便利です。
 ちなみに、「Googleレンズ」はAndroidのみですが、iPhoneでも「Googleアプリ」「Googleフォト」をダウンロードすれば利用できます。

logo_only.jpgペットに優しい床材

202309_02.jpg室内で犬や猫を飼う場合、床の掃除がしやすいようにフローリング材にすることが多いと思います。どちらも足の裏には肉球がありますが、肉球が乾いていたり、肉球周りの毛足が長い種類だったりすると、一般的なフローリング材では滑りやすく、特に小型犬の場合は足腰に負担がかかってしまいます。
最近では、室内で飼うことが増えていることを背景に、ペット用床材が数多く取り扱われるようになりました。選ぶポイントは、
①滑りにくい素材
②消臭効果(ペットのにおい対策)
③お手入れのしやすさ(ご飯をこぼしたり、粗相してしまったときの掃除のしやすさ)
 最近は、すべり止め加工がされた、弾力性と耐久性を兼ね備えた床材もあります。特に犬の場合は、サイズに合った床材を選んであげるといいですよ。

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