■北陸新幹線軌道工事見学

写真をクリックすると大きな写真でご覧頂けます。

北陸新幹線の軌道工事を見学しました。

北陸新幹線 神通川橋梁 北陸新幹線 神通川橋梁


富山市PTA連絡協議会の主催で、子供達と共に北陸新幹線の軌道工事見学会が開催され、神通川橋梁を見学させていただきました。  ☆(*^o^)乂(^-^*)☆

在来線に併走する新幹線の橋脚は、在来線の橋脚位置に合わせ、川の流れを妨げないように計画されているそうです。
今回更に、在来線の橋脚一つ飛ばしで設置されたので、神通川全体で3つの橋脚で構成されています。


北陸新幹線 神通川橋梁軌道内 北陸新幹線 神通川橋梁軌道内


足場階段を登って、橋梁軌道内に入りました。
北陸新幹線の土木工事はほぼ終わり、この後架線工事や軌道の敷設などの諸工事が行われ、平成26年の開業を目指します。

呉羽山に向かって、左側は金沢方面、右側は東京方面の列車が走ります。

また、この神通川橋梁(全長428m)は、前述したように3つの橋脚で構成されているため、エクストラドーズド橋(桁橋と斜張橋の中間的構造)で造られ、その橋脚上部にある主塔から主塔までの最大支間長は128mとエクストラドーズド橋としてはその支間長が青森の三内丸山架道橋に次いで長いそうです。

エクストラドーズド橋による主塔と斜材がおりなす外観は、立山連峰を思わせ、力強さと、美しさを感じます。


北陸新幹線 神通川橋梁軌道内の融雪 北陸新幹線 神通川橋梁軌道内融雪


北陸新幹線の軌道内は、雪国ならではの対策が施され、軌道面の左右に深さ80㎝のピットが設けられ、先頭車両が除雪した雪が左右にたまるように設計されているそうです。
たまった雪は、埋設された温水パネルで融雪され、水止めで区画された各区画内の排水口から排出されるそうです。

見学は1時間程でしたが、建築を志す自分にとって、子供達と共に、非常に興味深い1時間でした。 (ノ^∇^)ノ