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洗面化粧台に固定型手元鏡を設置しました。
歯医者さんから歯間ブラシを使うように勧められた方が、介護者への負担を増やさないように、自分で歯間ブラシを使う事に挑戦されました。
しかし、いざ歯間ブラシを使おうとした時、現在車いす用の洗面化粧台を使っているのでが、鏡が遠く、視力も低下しているので、口の中を細かく見ることができず、化粧台鏡を使っての使用は不可能でした。
(二面鏡の片方は収納扉を兼ねながら、手前に多少引き出せるのですが、車いすでの座高が鏡より低くなるため、利用できません。)
かといって、手元鏡を持ちながら使おうにも、片手のコントロールがとりわけ悪いので、それも困難です。
そこで、写真のような設置型手元鏡を見つけたので、さっそく設置してみました。(*^_^*)
この鏡は、障害者用といった特別なものではなく、シェービングミラーとして一般に市販されているものです。
この鏡の優れている点は、多関節でストロークが長く、自由に伸縮できるため、必要な位置に、的確に鏡をセットできる点や、鏡の片面が通常の平面鏡で、もう片面が拡大鏡になっており、必要に応じて使い分けられる点、そして鏡のサイズも直径が17センチほどあり十分な大きさで、前後に可倒する点などで、非常に使いやすく、一人での歯間ブラシの使用を可能にしました。
このような状況になって、はじめてちょっとしたグッズでも非常に役に立つ事が分かり、私自身非常に勉強になったと思います。(^o^)/