■UT邸 設計・施工

■クラシック音楽を楽しむための「はなれ」を新築■

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UT邸 UT邸

東京に永らく住んでいらした施主様は、富山にあるご実家を、終の住処として、富山へ引っ越されることになりました。

クラシック音楽を好まれる施主様は、富山での新しい生活を機会に趣味の部屋としてのオーディオルームを強く望まれました。
JBLのスピーカをはじめ、アンプなどの音響機器にもこだわりを持たれ、クラシック鑑賞にふさわしい音響環境の部屋を検討いたしました。

今回、そのオーディオルームと隣接する寝室を設計するに当たり、いずれ改築する予定の母屋とは別に、独立した「はなれ」として設計しています。

CGを用いて、十分な設計検討を繰り返し、実施設計を行いました。



UT邸 オーディオルーム オーディオルーム

□ こだわり-1 □
防音・調音で音環境にこだわりました。

クラシックを聴くためのオーディオルームを設計するに当たり、大きく次の二つの点に留意して設計しました。

1.遮音性能
住宅地におけるオーディオルームということで、外部への音もれ、つまり、音源からの外部への遮音について対策しました。
外部への音もれは、サッシなどの開口部が大きな要因になっています。そのため、隣家側の外壁については、窓無しか、小さな窓として設計しています。
また、壁や天井には専用の遮音パネルを用いて防音すると共に、断熱材として選定したセルロースファイバーも、防音効果に寄与しています。

2.音響性能
フラッターエコー現象=(対面する壁や天井と床などお互いに平行した反射面でビーンという手を叩いた時の反響音現象)やブーミング現象=(室内形状が正方形のような整数比となっている場合、定在波ができやすく、音響障害となる現象)を回避するため、部屋の内寸比率を理想的な比率に近づけながら(今回1:1.4:1.8)、構造体としての梁が、中高音域を拡散しています。音源近くの天井には吸音に優れた天井パネルを用い、床は防音層と共に、床全体の強度を高めるため、根太レスの二重張り剛床としながら、表面は適度な固さを持つ無垢のカリンで仕上げています。



UT邸 連続棚 UT邸 連続棚

□ こだわり-2 □
当初から施主様は、絵や写真などの趣味のものを飾れる多くの棚を所望されました。
そこで、隣家側の壁面に、上記の室内寸法比を考慮した結果、柱芯で60㎝の余裕を持たせ、そのスペースを利用して連続棚を設置しました。

また、棚スペースを構成するにあたり、無垢の自然木を好まれる施主様を思い、構造体として、あらわしになっている梁や桁を支える柱として、榁[むろ](ひのき科の針葉樹でネズ)の変木柱を提案しました。

各棚には面のかかった無垢の松板を用い、自然木としての榁柱に調和させ、部屋のこだわりとしました。

結果、床から「無垢のカリン、榁の柱、米松のあらわしとした梁や小屋束の木組み」となり、デザインとしてだけではない、構造的実利がともなった、ダイナミックなオーディオルームが演出できたと考えます。
ここに、設計と共に、材木屋としてのこだわりもあったように思います。

後日、施主様からの依頼で、棚の最下段には地袋として、檜葉の無垢引き戸を設置しました。


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■ この新築の建築過程について・・・。


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■MY邸 設計・施工

■無垢の木や、珊瑚を使った自然素材の健康住宅■

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MY邸外観 MY邸外観

重厚な外観と、往来の激しい前面道路に配慮した、施主様のご要望を満たしたMY邸。
以下に記載するこだわりも含め、施主様にとっても弊社にとっても、満足のできる作品ができたと思います。



MY邸 LDK MY邸LDK

□ こだわり-1 □
LDKには、珊瑚の壁を用いました。

珊瑚の壁は、その多孔質構造によって、ホルムアルデヒドなどの揮発性有害化学物質を吸着し、優れた調湿作用により、漆喰の10倍以上の湿気を取り込み調湿します。また、消臭効果にも優れ、マイナスイオン生成効果などにも期待されています。

天井には無垢の杉板を用い、珊瑚同様、呼吸する木の調湿作用が期待できます。
また、天然木ならではの木の香とぬくもりを感じることができます。



MY邸 ロフトとラダー(はしご) MY邸ロフトとはしご

□ こだわり-2 □
当初から、施主様のご要望に、家族で立山連峰が見渡せる眺望の良い窓を望まれていました。

そこで、東面(立山連峰を望む方向)にロフトを設け、その高さを利用した眺望の良い窓を設置しました。晴れた日には、剣岳を正面に見る景観を楽しむことができます。

また、ロフトには当然そこへ上るためのはしごが必要になります。しかしそのはしごは、利用しない時には非常に邪魔になるものです。一般的には壁面に引っ掛けておき、使う時に設置して利用していました。
今回弊社では、設置する手間や、はしごの収納にもこだわり、写真のように伸縮しながら上部に跳ね上げて、化粧梁間に収納できるはしごを採用しました。

これによって、収納スペースも気にせず、容易に設置でき、効率の良いロフト生活が提案できました。



MY邸 北側斜線と天空率 MY邸 北側斜線と天空率

□ こだわり-3 □
こだわり-2で前述したように、立山連峰を望む窓を要望された時、写真のCGのように、直感的に地上高7mから8mの位置にロフトを設けて窓を設計したいと考えました。
その後、実施設計の検討に入った時、建築基準法の北側斜線に引っかかることが判明しました。
写真のCGのようにブルーで表現した基準法適合部分からロフト部分が飛び出しています。
このままでは、飛び出した部分を切り取るか、ブルーの範囲に入るように、北側の敷地境界からの間隔を無駄に大きくとる必要があります。いずれにせよ、外観デザインやプランに大きく影響する修正が必要になってきます。

また、北側斜線制限は、隣地の南側に建物の影を極力落とさないための法律ですが、北側の境界は、隣地境界と云っても、実質道路として使われているので、道路境界と考え、道路斜線制限の適用を受けたいところ(道路斜線制限であれば、プランの変更は不必要)ですが、建築基準法上の道路ではないので、北側斜線制限の適用を受けてしまいます。

このように、理不尽にも思える中、斜線制限の緩和を指標とした天空率という立体的な面を面積に置き換えて適合建物と比較する方法で、北側斜線制限の適用を回避しました。

これにより、不必要に大きな敷地境界からの間隔をあけることもなく、当初予定のプランを完成させることができました。このように、ただ一律に斜線で高さにしばりをかけるのではなく、その場所の状況に合った対応が必要だと思います。結果、そこに長く住まわれる施主様の意向にそった住まいが完成し、施主様からも、大変喜んでいただけました。


外観 エントランス 外観 ロフト側 外観 外観 玄関ホール 吹抜 玄関ホール ダイニングキッチン リビング リビング リビング リビング ロフト ロフト 子供室 化粧梁 子供室 光の演出 子供室 天井 子供室 トイレ
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お施主様ご家族 kazoku_MY_2.jpg

■ お施主様からのご感想 ■

□新居へ引っ越して・・・・・□

今回の新築にあたり、一番嬉しかった事は限られたスペースの中で自分の希望がすべて実現したことです。

いろいろな制限のあった土地ですが、設計士である新村様の非常に粘り強く緻密な計算で見事に実現されました。

また、新村様には最初の打ち合わせから最後の引き渡しまで、まるでご自分の家のごとく丁寧な説明と、相談に乗って頂き非常に嬉しかったです。

引っ越して2か月経ちますが、子供たちを含め毎日快適で楽しい生活を送らせて頂いており、本当に感謝の気持ちで一杯です。



雪降る季節のMY邸 MY_3months_after.jpg

□引っ越しして3か月が経ちました・・・・・□

冬が到来し、室内がとにかく暖かく感動を覚えております。
LDKが26畳と広いため暖房機を2台入れましたが、1台でも十分に暖かく、2台使うとダイニングの奥にある寝室も含めて十分に暖めることができます。
これだと玄関の吹き抜けを通して、2階も暖かく出来そうです。

仕事がら日中留守にしているのですが、夕方に帰宅した時に、朝の暖かさが残っているせいか、ほんわか暖かく、嬉しい驚きでした。
隣の実家と行き来していると、そのすごさを実感します。

気密性や断熱性能に配慮してくれた設計士さんのおかげだと感じています。

先日新居に招いた友人達は・・・・・

「珊瑚の壁を初めて見た」と誰もが驚いていました。 塗られた雰囲気が印象的な珊瑚の壁は、見た目が良いだけでなく調湿作用などの効果もあり、その説明をするとみんなが感心してくれて、僕にとっても自慢です。

リビングの天井がリブ加工された本物の杉板で、無垢の良さが伝わってくるし、珊瑚の壁とマッチングしておしゃれだ。

2階のロフトから見る立山連邦は迫力があって、きれいですごい!

玄関に土間収納専用スペースや吹き抜けがあって、家全体がコンパクトなわりに圧迫感もなく、とても広く感じる。

など、嬉しい感想を聞かせてくれました。


今まで親の家も含めて2回新築に関わってきました。今回3回目に自分の家を建てましたが、これほど後悔のない新築は初めてでした。
この後悔とは、「ああしておけば良かった」「こうして欲しかった」などと云ったささいなクレームも含めてのことです。

配慮の行き届いた設計施工によって、快適で気持ちの良い暮らしができることに、改めて感謝しています。


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■ この新築の建築過程について・・・。


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■NK邸 設計・監理

■内部への採光を考慮したNK邸■

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NK邸外観
NK邸外観

内部へ光を取り込むため、平屋部分と2階部分を組み合わせた形状としました。



NK邸内観
NK邸内観

リビング階段としながら、1階に広いLDK空間を確保すると共に、回廊式の動線で、使いやすい間取りにしています。



吹き抜け温熱空間
吹き抜け空間

リビング内にある階段室を、ロフトを含む吹き抜け空間で構成し、夏は暑い空気を逃がす排気路として最上部のロフト部分から排熱し、冬は、リビングと2階吹き抜け部分に設置した蓄熱暖房機を運転しながら、吹き抜け上部に設置したシーリングファンによって空気を循環させて室温の均一化を図り、快適な温熱環境を提供しています。

また、暗くなりがちな家の中央部分や、階段室に自然光を取り込み、明るい快適な空間を構成しています。



設計検討
設計検討

設計における検討は、外観も含め、CGによって行っています。


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■ この新築の建築過程について・・・。


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■KN邸 設計・監理

■回廊式プランのKN邸■

KN邸全景
KN邸全景

回廊式のプランによって、各動線が整理され、効率の良い作業動線が図れると共に、プライベートな部分と、パブリックな部分をうまくすみ分けできるような間取りになりました。



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■FY邸 設計・監理

■狭小地に建つFY邸■

FY邸パースによる全景
FY邸

町中にあるFY邸は、両側を隣家の建物に挟まれ、間口が狭く、奥行きの長い敷地という、特異な設計条件下での立案でした。
前後にのみ開放された敷地条件の中で、建物内部へ十分な光を取り込み、明るく開放的で、狭小を感じさせない住宅設計を心がけました。
(建物全景は隣家がある為、パースで表現しました。)



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